【読書】 日本人に気付いて欲しい健康的な習慣(和食について)
今回は、少しガラッと変わって、
世界的に見ても健康的な日本の食習慣を紹介していきます。
私たちが普段何気なく口にしているものや、
日本に古来から伝わる料理などには優れた健康効果が認められています
世界でも水準の高い日本人の健康レベルは非常に高く、
日本の料理や食材が知らぬ間に健康を維持してくれていると言っても過言ではありません。
そんな健康に良い影響を与える日本食なのに日本人は日本食にとても無関心なのです。日本人として非常にもったいない、日本には、様々な国の料理があふれており、古来からの日本食だけを食べ続けるということは非常に難しいと思います。
そして、私たちの多くがこの日本の食に意識を向けること、
これ自体が少ないと思います。
そんな私たちに イタリア人著者の視点で紹介される
日本の食習慣は大発見をもたらしてくれています!
必要最低限の調理と味付けで食材の良さを引き出す引き算の料理、
日本料理は世界的に見ても非常に健康
#### 1.和食と栄養バランスについて
世界でも日本料理は低カロリーで健康的であると評価されています
もちろんこれは最近の日本で発達しているファストフードを含むような日本食に関することではなく、古来より日本で作られてきた伝統的な和食における傾向です。
特に一汁三菜これは健康的な身体の維持に欠かせない栄養素をバランスよく摂取できる素晴らしい和食の基本ルールです。
一つの主菜と二つの副菜一つの汁物 この4つを用意することで、タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルの五大栄養素を簡単に網羅することができます。
さらに6番目の栄養素として注目されている食物繊維 これも和食のメニューには含まれていることが多く栄養の黄金バランスを実現した食事として和食は非常に優れています!
1週間に1回はこの一汁三菜を意識して、
食事を行うことをおすすめします!
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#### 2.西洋料理と和食の違い
和食は西洋の料理と比べて主食が多いのも特徴です
アメリカやヨーロッパではメインディッシュとサブディッシュで構成されてる食事が一般的で毎食必ず主食を食べるわけではありません
そのため西洋料理はしっかりと白米や玄米などの主食を取り入れる和食と比べて糖質の不足や脂質の過剰摂取の危険性が高い食事なんです
日本食は効率的かつ健康的に身体エネルギーをチャージする食事としては、和食の方が洋食よりも優れていると言えます
西洋料理の多くは和食よりも脂質が高く栄養価が低くなりさらに西洋料理では頻繁に用いられるパンやパスタといった食事もお米にはかないません。
粉状にした小麦から作られているパンやパスタよりも 素材のまま食べる米は栄養価が高く腹持ちにも優れています
和食は炭水化物の摂取方法としても理にかなっています。
しかも、野菜を主役とした料理が多い国が健康的であると言われた理由の一つ、
豊富な野菜とたんぱく質を一緒に炒めたり煮たりした主菜
季節ごとに楽しめる旬の野菜を最低限の味付けで調理した副菜が多く十分な野菜の量を美味しく食べることができます。
フライドポテトやフライドチキンなどハイカロリーでトランス脂肪酸を多く含む食事
と比べ、これらの和食は非常に健康的な上に消化時の体の負担も少ないのが魅力です
#### 3.和食と精進料理(ビーガン料理)
精進料理(ビーガン料理)は皆さん聞いたことがあるでしょうか??
精進料理(ビーガン料理)とは、禅の教えには、いかなる動物を傷つけることを否定する料理のことで、精進料理は和食の良さを最大限に活かした健康的で美味しい料理といえます
精進料理には動物性食品が一切 使われないめ、菜食主義を実現できるというのはビーガンの方にとっては大きな魅力です。
現在多くの研究で食べる肉の量を減らすことで、身体の状態を有意に改善することが判明しています。そのため動物保護の観点以外にも菜食主義を推奨する研究者が増えてきています。
この本によれば、2013年にカリフォルニア州のロマリンダ大学以上を7万3千人を対象に行なった研究でもベジタリアンは非ベジタリアンよりも6年以内の死亡率が12%も低いことが判明しています。
しかも、菜食主義の食事は体の炎症レベルや血液汚染を抑えることも分かっており、
日本の精進料理のような動物性食品を使わない料理は健康的な身体と環境保全を意識する多くの現代人にとって完成形に近い料理と言えます。
これは驚きです!!昔から続く精進料理は、今も素晴らしい食事としてあがめられています。
日本では、様々な国の料理、たくさんの食材がありますが、
せっかくなら、母国料理を極めて、健康で元気な身体でいられるように、
切磋琢磨していきましょう!!