【読書】 日本人に気付いて欲しい健康的な習慣(入浴について)
■第一章 日本の文化を実行した著者のマインドフルネスを促す日本の生活習慣
今回は、日本人にとてもなじみのある入浴について解説していきます。
日本における入浴は心身を癒す身近な習慣であり健康効果も抜群です。
1.入浴の歴史
日本人は世界的に見ても頻繁に湯船に浸かって疲労を癒す民族と言えます。
日本は、他の国よりも入浴時間が長時間にわたることが多く、湯船に湯をためてリラックスをして入浴する習慣があります。
これはシャワーを浴びるだけの欧米人とは大きく異なる日本特有の入浴法
日本の宗教的な観点においても水で汚れを洗い流す浄化の儀式は多く、神社を参拝する時には 口を水で清めます。
最近のこのコロナ禍ではなかなか難しいかもしれませんがコロナ以前では、
よく皆さんもそうやって清めていたはずです。
これはまさに日本の宗教における城下の文化を形にしたものなんです。
そのため仏教の僧侶たちは体を清める銭湯や温泉の普及に尽力したと言われています
552年に仏教と一緒に日本へ伝来した入浴の習慣はこのように宗教的な儀式として大切にされた側面もあり瞬く間に日本中へと広がっていきました。
※皆さんもこの夏、ゆっくり露天風呂や各地の温泉に行って普段の疲れを吹っ飛ばしましょう!!
2.海外からみた銭湯と温泉
外国人のみなさんが驚く、銭湯や温泉 これは世界的に見てよめちゃくちゃ珍しい建物なんですね
入浴料を払い、他人と大浴場をシェアするという銭湯は海外から見ると非常にユニークな入浴システムと言えます
外国人の著者も最初は日本独自の裸 付き合いに戸惑い赤の他人に裸を見せることに抵抗があったそうです
これは温泉の文化がない国の人々に共通する反応と言えるでしょう
海外ではありますがサウナに入る時もパンツを履いて入るとかなかなかで裸の付き合いというのをしないんですね
しかし、著者はそのカルチャーショックよりも銭湯がもたらす健康効果の方が面白いと着目したんです。
※別荘を持ちたい、旅館のオーナーになりたい方、インバウンドの今だからこそ!
有馬温泉・箱根温泉・近江温泉などの1日オーナー体験をしてみませんか?
3.入浴と健康
著者は広々とした大浴場で温度が安定しているお湯につかることが肌の調子を整えたり寝つきを良くしたりすることに気がついたんです
実際に銭湯でたくさんの汗をかきリラックスしながら体を温めるということは
著者のニキビや肌荒れの改善不眠症の改善に役立ったそうです。
そして次に著者が注目したのが銭湯ではなく温泉です
政府から温泉と指定された源泉は特定された19種類の鉱物の 最低でも一つを含み25度以上の温度を保ちます
そんな日本の温泉がもたらすリラックス効果と癒し、これはあらゆる心身の不調に効果的なんです
特に日本の温泉にはミネラルがたっぷり溶け込んでいるのが特徴です
様々な種類のミネラルを含む多様な温泉はそれぞれに異なりや症状によって選ぶことができます
疲労や神経痛リュウマチや肌荒れなど多くの身体的不調に効果があるとされており実際にそれで癒された治ったという方が大勢います
さらに自宅についている浴槽での入浴も心身に良い影響を与えると著者は言います
これは自分が快適だ度思える温度で好きなだけ入浴しスキンケアにもたっぷりと時間を割くことができるためです
日本人が世界的に見ても美しく若々しく健康的な肌を保っているのは 入浴が日常的で
それに伴うスキンケアを頻繁に行っていることが重要な理由の一つと言えます
これらの入力には健康効果に加えて心を豊かにするマインドフルネスの効果が期待できるのも魅力です
自分の心身をリラックスして向き合い日々の喧騒や悩みなどを忘れて自分自身と癒しに集中するそれが入浴が持つ効果なんです
日本人の形でなかなかマインドフルネスができないという方もいるよくしている時はもっとリラックスできるんじゃないでしょうか
この入浴の習慣というのがもうマインドフルネスが付属しているようなもの
このようなマインドフルネスには非常に重要と言えるでしょう
つまり、あったかい湯船で体を温める日本の入浴文化は健康的な 心身を保つためのいい手段です。
心身の疲れや不眠などが気になる方はまずは入浴の習慣を身につけてみてください。